節約のため、「3食カップ麺生活」をしています。自炊する場合と比べ、月の食費はどれだけ浮くでしょうか?また、スープは飲み切ってもよいですか?
学生時代や新社会人になって間もないころなど金銭的な余裕がない時期には、食費を節約しようと考える人は多いでしょう。しかし、忙しくてなかなか自炊ができず、カップ麺生活で節約ができないかと考える人もいます。 そこで本記事では、1日3食カップ麺生活をした場合に自炊と比べてどのくらい費用が浮くかを紹介します。食費の節約で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。 ▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは?
1人暮らしの場合の1ヶ月の食費
まずは、1人暮らしの人が1ヶ月にかける食費を計算していきます。今回は1日3食カップ麺を食べた場合と1日3食外食した場合の費用を算出して比較していきます。 ■1日3食カップ麺の場合 今回の計算では、カップ麺の費用として日清で販売されているカップヌードルの価格を参考にし、254~292円と仮定したときの1ヶ月(本記事では30日とします)の費用を計算します。 254円×3食/日×30日=2万2860円 292円×3食/日×30日=2万6280円 1ヶ月にかかる費用は、およそ2万2860~2万6280円です。食費を3万円以内に抑えられるものの、人によっては1食で1つのカップ麺では足りないこともあるでしょう。 また栄養面が偏るリスクもあるため、1日3食カップ麺を長期的に継続するのは現実的ではないといえます。 ■1日3食外食した場合 外食費を1食あたり500~1000円と仮定したときの1ヶ月にかかる費用を計算します。 500円×3食/日×30日=4万5000円 1,000円×3食/日×30日=9万円 1ヶ月にかかる外食費は、およそ4万5000~9万円です。外食費は利用する店舗によって価格差があると仮定し、幅を持たせています。 1日3食カップ麺よりもかなり費用がかかると考えられ、栄養バランスを考えて主食・主菜・副菜を揃えると9万円近くかかってしまう可能性があります。 ■1日3食の平均的な食費 次に、単身世帯(表1)と勤労者世帯(表2)の1ヶ月の平均的な食費を紹介します。 表1 単身世帯