町田が横浜FMに逆転勝利で首位を堅持。好調を維持する広島とC大阪も勝ち点3を獲得|6月15日結果まとめ|Jリーグ
【国内サッカー ニュース】15日、明治安田J1リーグ第18節、J2リーグ第20節、J3リーグ第17節の計8試合が行われた。
J1は4試合が行われた。 注目されたのは首位を走るFC町田ゼルビアと横浜F・マリノスの一戦だ。ミッドウィークの天皇杯2回戦で筑波大に敗れた町田は、リバウンドメンタリティーが求められる状況で敵地での横浜FM戦に臨んだ。 試合を先に動かしたのは横浜FMだ。14分、ゴール前の攻防が増える中、バイタルエリアでの球際の競り合いを制した渡辺皓太が足裏でパスを送ると、これを宮市亮がファーに決め切って先制点を奪うことに成功した。 苦しい展開を強いられた町田だが、ここから本来の力を発揮する。43分、右サイドのFKから平河悠が触って流れたボールを昌子源が流し込み、前半のうちに試合を振り出しに戻した。こうなると勢い増す町田は、後半に入って57分にバスケス・バイロンのクロスから藤尾翔太が決め切り逆転に成功。その4分後には下田北斗がFKを直接叩き込んでリードを広げた。 リードを奪った町田はその後、横浜FMの攻撃をシャットアウト。最後まで追加点を許さず締め、天皇杯の敗戦を払拭する勝利を手にしている。 また、好調を維持するサンフレッチェ広島とセレッソ大阪は、東京ヴェルディ、浦和レッズを相手に勝利を収めて互いに4試合負けなしに。京都サンガF.C.は北海道コンサドーレ札幌との裏天王山を制し、勝ち点差を広げることに成功している。 2試合が開催されたJ2では、横浜FCが藤枝MYFCを相手に3-1で快勝して5連勝で暫定ながら2位に浮上。鹿児島ユナイテッドFCはモンテディオ山形に競り勝ち、こちらも暫定ながら降格圏を脱出している。 J3も2試合が開催。FC大阪がガイナーレ鳥取を下して暫定ながら3位に浮上したほか、FC岐阜もY.S.C.C.横浜に競り勝って勝ち点3を手にしている。 ■6月15日開催 結果 ・J1第18節: 横浜FM 1-3 町田 広島 4-1 東京V 京都 2-0 札幌 C大阪 2-1 浦和 ・J2第20節: 藤枝 1-3 横浜FC 鹿児島 2-1 山形 ・J3第17節: FC大阪 2-1 鳥取 YS横浜 1-2 岐阜