宮崎市で子牛の初競り 前年同月より5万円上昇
テレビ宮崎
子牛の価格の低迷が続く中、宮崎中央家畜市場で今年初めての競りが行われました。 初日となった9日は、景気付けの鏡開きをしたあと、初競りがスタート。全国から集まった肥育農家が次々と競り落としていました。 子牛の平均価格は2017年1月の90万2910円をピークに60万円台から80万円台で推移していましたが、2022年7月に50万円台、去年7月には40万円台まで落ち込み、価格の低迷が続いています。 こうした中、9日の競りの平均価格はおよそ57万7000円で、前の年の同じ月と比べおよそ5万円上昇しました。市場関係者は、去年11月から枝肉価格が上昇していることなどが要因とみています。 (JAみやざき中央本部 繁殖牛部会 青壮年部 小谷清吾会長) 「枝肉の相場が上がれば、こっちも上がってくると思うので、宮崎牛をいっぱい食べてもらって、おいしいと言ってもらって、価格に反映してもらえればと思います。」 宮崎中央家畜市場の子牛の競りは10日まで行われ、2日間で合わせて691頭が出品されます。
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