【解説】秋篠宮さま 58歳の誕生日迎える 会見でうかがえた“合理的”なお人柄
■「正確な情報をタイムリーに…」 バッシングなどの声に向き合う認識示される
藤井キャスター 「一方で、秋篠宮家に対するバッシングともとれる報道やSNS上の声について、自らお答えになったのは、少し驚いたという方も多いんじゃないでしょうか?」 笛吹記者 「日頃お考えになっていることを、答えられたのだと思います。会見の中で『どれくらいの人がそういう意見を書き込んでいるのかによって違う』として『調べてみる必要はある』と。そして、そういった声に向き合うには『宮内庁のホームページなどでよりポジティブに』、つまりこれまで以上に、という意味だと思いましたが『正確な情報をタイムリーに出していくことが大事』との認識を示されました」
■誕生日の会見 今後の皇室について考える機会に
笛吹記者 「紹介したのは一部になってしまいますが、1年に1度のお誕生日の会見というのは、日頃考えられていることや、いま何にご関心があるのか、そのお人柄も含めて、とてもよくわかるよい機会になります」 「秋篠宮さまはこの会見の中で、皇室の高齢化と皇族の減少についても語られ、今のシステムでは“必然”という表現を使われています。どうおっしゃったかと言うと、女性皇族は結婚すれば皇室を離れられるという『今のシステムで、次の世代がいなければ皇族の減少は必然』であり、皇室のご活動についても『何らかの見直しを行うことが必要』と述べられました」 「このように、普段から考えを深められていることを、おもてに出される、自らの言葉で述べられる、というのが記者会見の機会だと思います。私たちも心してこの会見には臨んでいますが、こうした記者会見で思いに触れて、今後の皇室について、私たちがどう考えていくのかを含めて、考える機会にできればと思います」