【西武】村田怜音、旧友の中日岡林勇希と自主トレへ「バットに当てるの上手い。教えてもらう」
西武村田怜音内野手(23)が25日、今オフに中日の岡林勇希外野手(22)と自主トレを行うと明かした。 【写真】中日の岡林勇希 球団はこの日で仕事納めを迎え、年内最後の施設開放日。埼玉・所沢の球団施設に現れた村田は黙々とバットを振り込んでいたが、ふとした時に考えるのは1年目のオフをどう過ごすかだ。「去年と似たようなことをやっとけば、キャンプには行けるような気がしてるんですけど。上(=1軍)に呼ばれるんだったら、もっとしとかなきゃいけないのかなとか。いろいろ考えてます」。そんな悩む獅子のルーキーの前に、1軍定着している同級生から自主トレの誘いがあった。「(岡林は)1軍でも出てますし、心強いです」と感謝した。 岡林とは小中学校時代の同級生。「中3の時は同じクラスだったんです。チームはずっと違って、野球している姿も生で見たことはあんまりないです」。高校から異なる進路をたどっても互いに連絡は欠かさず。一足早くプロ入りを果たし岡林の背中を追いかけ、今回誘われて一緒に自主トレを行うことになった。「(バットに)当てるのがうまいですし、そういうところも教えてもらいながら一緒にやれたら」と心待ちにした。 来季からオリックスを自由契約となったレアンドロ・セデーニョ内野手(26)が加入。右の長距離砲が加わり一塁争いが激しくなるが、村田自身に気負いはない。「勝たなきゃいけないのはわかってるんですけど、人と比べても仕方ない。僕は僕でちゃんとやることをやって、後は評価してもらえるかどうか。自分の結果を出すことに集中してやりたい」。2年目の来季。開幕1軍スタートを目標に、同級生の力も借りて有意義な自主トレ生活を送って準備していく。