【高校ラグビー】桐蔭学園、2大会連続の決勝進出 国学院栃木に逆転勝ち 2度目の2連覇に王手
◆全国高校ラグビー▽準決勝 桐蔭学園25―14国学院栃木(5日・花園) 第1試合は、2019、20年度以来、2度目の2連覇を狙う桐蔭学園(神奈川)が、国学院栃木(栃木)を破り、2大会連続の決勝進出を果たした。 21年度準決勝と同カードとなった関東対決は前半、国学院栃木が先手を取った。8分、敵陣のラックから展開し、WTB家登正宜(2年)が抜け出して先制トライ(G)。桐蔭学園も負けじと17分に1トライ返し、22分にはSO丹羽雄丸(たける、3年)のPGで8―7と逆転。しかし、国学院栃木はロスタイム、ラックから出たボールに勢いよく突っ込んだフランカー下境洋(しもさかい・ひろ、3年)が再逆転のトライ。ゴールキックも決まり、前半は国学院栃木が14―8とリードして折り返した。 後半、桐蔭学園は8分、SH後藤快斗(3年)が密集から持ち出してトライを挙げ13―14。丹羽が逆転のゴールキックを決め、14―13と試合を三たび、ひっくり返した。 桐蔭学園は22分にもラックから右へ展開されたボールをFB古賀龍人がインゴールへ持ち込んでトライを決め、突き放した。 桐蔭学園は7日の決勝で、準決勝第2試合の東海大大阪仰星(大阪第2)―常翔学園(大阪第3)の大阪対決の勝者と戦う。 ※得点時間は速報値。
報知新聞社