ドジャース完封勝ち 大谷翔平は移籍後初の1番先発も自身8試合ぶり出塁なし
◆米大リーグ ドジャース4―0レッズ(18日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) ナ・リーグ西地区首位のドジャースが同中地区4位のレッズに完封勝ち。先発のW・ビューラー投手(29)が6回3安打無失点の好投。右肘トミージョン手術を乗り越え、2年ぶりの白星を挙げた。 「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(29)は4打数ノーヒット。無安打は2試合ぶり、一度の出塁もなかったのは自身8試合ぶりだった。 この日はベッツが今季初の休養で打順が全体的に繰り上がった。大谷の1番での出場はエンゼルス時代の昨年7月8日(同9日)の敵地・ドジャース戦以来となったが、この日は小休止となった。 初回先頭の第1打席はレ軍の先発右腕・アシュクラフトの97・9マイル(約157・5キロ)カットボールを打って三ゴロ。通算7本目の先頭打者アーチを逃すと、3回2死三塁の第2打席は二ゴロ、5回1死二塁の第3打席は左飛。2打席連続でチャンスに一本が出なかった。7回2死の第4打席はスピアーズの前に一ゴロだった。 前日17日(同18日)は米カリフォルニア州ロサンゼルス市が大谷の選手としての功績や歴史的影響力などをたたえ、同日を「Shohei Ohtani Day」と制定した。背番号17にちなみ、ドジャースでの現役期間中、ロサンゼルス市では「5・17」が“大谷の日”になる。午前中に市議会で表彰された大谷はレッズ戦の3回1死一塁。モンタスの初球、95・3マイル(約153キロ)直球を逆らわず押し込んだ。3試合ぶりの13号2ランが左翼席に着弾。自ら“祝砲”をあげてリーグ単独トップに再浮上し、両リーグ最多タイとなっていた。13連戦はあと4試合残っている。
報知新聞社