「命だけは助かった」でも…残された荷物はどうなった? 羽田の航空機炎上事故、避難した乗客が語る「その後」
「飛行機同士がぶつかった大きな事故で、全員無事だったのは本当に奇跡的だと思う。乗務員さんに助けていただいた感謝の気持ちしかない。あれだけの大事故で次の日に補償の案内があったのも迅速だったと思う」 また飛行機に乗る機会があったらどうするか、と記者が尋ねると、少し考えてこう答えた。 「まだなんとも言えないですが…。怖いという思いは今もそんなに感じていないです。また必要があれば乗ろうと思えるくらいの対応をしてもらったと思います」 JALは事故後の1月3日に開いた記者会見で、搭乗していた乗客に対する補償内容については「返せる荷物があるか中身を確認している」と答えた。その上で、「個別の補償内容については回答を控える」としている。