香川県ボディビル・フィットネス連盟 設立50周年記念祝賀会開催 「原点はプールサイドの特設ステージでのボディビル大会」
11月3日(日)、香川県高松市のJRホテルクレメント高松にて『香川県ボディビル・フィットネス連盟 設立50周年記念祝賀会』が執り行われた。会場には香川県内外から関係者ら100名を超える参列者が訪れ、節目となる年を祝った。 【写真】香川に集ったボディビル関係者100名
香川県ボディビル・フィットネス連盟(以下、香川連盟)の2代目理事長・石川健一(いしかわ・けんいち)氏は、「盛大に50周年を迎えられることに心から感謝と喜びを感じている」とお礼の言葉を述べ、「式典を通して、歴史を知ることがとても重要だと思い、この祝賀会を開催することにいたしました」と、歩んできた過去を振り返った。 祝賀会では、初代理事長・中尾逹文(なかお・たつふみ)氏による基調講演があり、中尾氏が先駆者となって香川連盟を設立し、香川県ボディビル選手権大会の記念すべき第1回目が行われたのは、昭和50年(1975年)。高松国際スポーツパレス(高松市木太町)のプールサイドに特設ステージを設け、ボディビル選手権大会を開催したのが始まりだったという。 「コロナ禍で大会中止を余儀なくされた2020年を除き、一度たりとも途切れることなく、今年の50回目の記念大会を迎えることができました」と石川理事長。参列者の中には初代理事長の中尾氏や歴代のミスター香川も見られ、各々のテーブルで思い出話に花を咲かせていた。 特別講演には2016年IFBB世界ボディビル選手権80kg級優勝者の鈴木 雅氏が登壇。「日本一マッチョなアナウンサー」こと雫石将克(しずくいし・まさかつ)氏の司会の元、対談形式でボディビルとの出合いや未来などで講演が進む。終盤には参列者からの質疑応答時間も設けられ、指導者としてのアドバイスなどに答える一面も。 歓談の時間も進んだころ、豪華ゲストポーザー4名によるゲストポージングが行われた。そのメンツは、今をときめく新進気鋭の“昇龍” 刈川啓志郎選手、“超新星” 渡部史也選手、2019年日本マスターズボディビル選手権75歳以上優勝の杉尾 忠選手、そして2024年アジア選手権ビキニフィットネス168cm級2位の廣中れな選手だ。
それぞれの曲に合わせたステージングの後、4人全員で会場内を練り歩くパフォーマンスもあり、参列者の多くがスマートフォンを片手に撮影を開始。渡部選手と刈川選手に挟まれて記念撮影をする鈴木氏の姿まであった。 最後は参加者全員で記念撮影を撮り、祝賀パーティーは幕を閉じた。今後10年、20年と歩んでいく中で、ますます盛り上がっていくことを心から願ってやまない。
文・撮影:小笠拡子