【EASL】広島がファイナル4進出決定!攻防が噛み合って快勝
前半、広島は24-17とリバウンドで優位に立ち、ターンオーバーはわずか2本のみ。9/24と高確率で3Pシュートを決めた。ハーフタイム間、朝山正悟HCは「前半は自分たちの良いバスケができる時間が多かった。ただ、シュート後のリバウンドやディフェンスのローテーションなど細かいところを突き詰める必要がある。また3Pシュートが多くなっているので、後半は2Pシュートとのバランスを考えないといけない」と語った。 3Q、サンミゲル・ビアメンは2Qで手応えを掴んだか、インサイドでフィジカルなプレーでオフェンスを展開。それでも広島は#8ブラックシアー・ジュニアらがうまく対応して簡単には得点させず。一方でオフェンスでは前半同様に積極的に3Pシュートを放っていくが、なかなか決まらなくなった。すると、#34三谷、#21渡部らがペイントアタックして得点。何とかリードをキープし、68-51で3Qを終えた。 オフェンスが停滞した3Qを16-14で凌いだ広島は4Q序盤、#30山崎の3Pシュート、#15河田チリジのレイアップで73-53と20点差とした。いい流れはディフェンスにもつながる。好守からのオフェンスで#8ブラックシアー・ジュニアは豪快なダンク。ホームのファンを沸かせると#21渡部が4ポイントプレーを決めた。その後、#24メイヨの3Pシュートでリードを広げると、残り4分強、#34三谷の速攻で87-57と30点差に。さらに#12中村、#34三谷、#24メイヨと得点していって94-63で勝利。ホームでファイナル4進出を決めた。 FG成功率45.45%(35/77)をマークした広島は#24メイヨ、#34三谷が共に18得点、#8ブラックシアー・ジュニアが12得点(15リバウンド、9アシスト)、#12中村、#30山崎が同じく11得点と5人が2桁得点を記録。アシストは32をマークした。 準トリプルダブルだった#8ブラックシアー・ジュニアは、試合後のオンコートインタビューで「この勝利でファイナル4進出を決められた。大きな1勝だよ。我々は能力の高いシューターやプレーメーカーがたくさんいる。これからもみんなの強みを発揮できるようプレーしたい」とファイナル4進出を喜んだ。 グループラウンドはあと1試合。1月22日、エフピコアリーナふくやまで桃園パウイアンパイロッツ戦で対戦する。ファイナル4の戦いに向けて弾みをつけるためにも、ぜひ勝利したいところである。