史上最高額は誰だ!? 日本人、歴代移籍金ランキング28位。プレミア最高峰から出世!? 日本屈指の守備職人
欧州各国リーグは、2024/25シーズンに向けた準備を始めている時期で、今夏も様々な移籍市場の動きがある。今回は、歴代の日本人選手の中で、その移籍金が高額だった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金や市場価値、スタッツは『Transfermarkt』を参照。順位が並んだ場合は同サイトの表示順位に準拠。
28位:板倉滉(いたくら・こう) 生年月日:1997年1月27日 移籍先:マンチェスター・シティ(イングランド)→ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ) 移籍日:2022年7月2日 移籍金:500万ユーロ(約8億円) 板倉滉は期限付き移籍先のオランダ、ドイツで着実に結果を残していき、ドイツの強豪ボルシア・メンヒェングラートバッハにステップアップした。この移籍をした際に発生した500万ユーロ(約8億円)がランキングの28位に入った。 2015年に川崎フロンターレのアカデミーからトップチームに昇格した板倉は、2019/20シーズン初めにプレミアリーグで2連覇を果たしていたマンチェスター・シティに完全移籍をしている。ただ、当時はA代表経験がなかった板倉は、イングランドでの労働許可証が取得できなかったため、加入と同時にオランダ1部のFCフローニンゲンに期限付き移籍をし、2シーズンをオランダで過ごした。2年目にはリーグ戦全試合に出場し、シーズンを通したクラブ最優秀選手にも選出されている。 活躍の舞台をブンデスリーガ2部のシャルケ04に移した2021/22シーズンは、リーグ戦31試合に出場、4得点の活躍を見せチームの2部優勝と1部昇格に大きく貢献したことで、翌シーズンの板倉獲得に向けて約10クラブが手を挙げたとも言われている。 結果的に500万ユーロ(約8億円)の移籍金で、ブンデスリーガ5度の優勝を誇る古豪ボルシア・メンヒェングラードバッハに移籍することになった。FIFAワールドカップカタール2022の日本代表にも選出され、ドイツ代表、スペイン代表などの強豪撃破に大きく貢献した。
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