高齢夫婦宅に強盗 暴行後900万円奪う 70代妻重傷 千葉・船橋
9日午前9時ごろ、千葉県船橋市飯山満町の高齢夫婦が暮らす住宅で「父親が強盗と鉢合わせになった」と、別居する長女から110番通報があった。県警によると、男2人が侵入して夫婦を殴るなどの暴行を加え、現金約900万円を奪って逃走した。70代の妻は肋骨(ろっこつ)を折るなど全治1カ月以上の重傷を負った。県警が強盗致傷事件とみて捜査している。 船橋東署によると、男らは黒い目出し帽をかぶり、上下黒色の服装。室内は1階と2階ともに物色された形跡があり、玄関の鍵も壊れていた。現場からはここ数日のものと見られる犯行の形跡も見つかっており、具体的な発生日時など確認を進めているという。(杉江隼)
朝日新聞社