家族のみんなから愛されていた優しい愛犬 突然の体調悪化から2週間で旅立った
ひどいペットロス、当時のことは覚えていない
――ペットロスにはなりましたか? 亡くなった直後はひどいペットロスで、不眠や情緒不安定になり、当時の記憶があまりありません。何年も経ってからやっとペットロスはなくなりましたけれど、今も遺骨を自宅に置き、毎日お線香とご飯をあげています。忘れないですね。もうここにはいないのに頼っちゃったりして……。 ――「ペットの死に向き合う」ということは、美奈さんにとってどういうことでしょうか? 亡くなった子に感謝することだと思います。一緒に同じ時間を過ごしてくれて、いたらない飼い主だったのに不満を言わずにそばにいてくれたこと、ただその存在自体に感謝しています。それが今、私にとってのペットの死に向き合うということです。 <取材を終えて> 小さいころから亡くなるまで、家族みんなに愛されて、最期は飼い主の美奈さんに見守れて旅立ったいちごくん。取材中、美奈さんがいちごくんのことを語る一言一言に、今も変わらぬいちごくんへの愛情を感じることができました。