天皇陛下きょう64歳に 「思い出深い」能登の被災地に深く心痛め…愛子さま日赤内定の経緯も明かされる
日テレNEWS NNN
天皇陛下は、23日、64歳の誕生日を迎えられました。 23日、公開された映像には、天皇皇后両陛下が相談して選ばれたという能登半島の伝統工芸品、輪島塗と珠洲焼が置かれています。 天皇陛下は、記者会見で、能登半島地震の被災地への思いを述べられました。 天皇陛下 「今回の地震に見舞われた能登地域は、雅子も私も、それぞれ学生時代に訪れて、思い出深く思ってきた地域であるとともに、昨年10月に、二人で揃(そろ)って金沢市を訪問し、県民の皆さんに温かく迎えていただいたことが特に心に残っており、その石川県において、多くの方が犠牲となられ、今なお安否不明の方がいらっしゃることや、避難を余儀なくされている方が 多いことに深く心を痛めております」 陛下は、被災地の順調な復旧・復興を願うと共に、訪問できるようになったときに、「被災者へのお見舞いができれば」との考えを示されました。 また、長女・愛子さまの日本赤十字社への就職内定については…。 天皇陛下 「少しでも社会に貢献したいという気持ちを強く持つように なったと思われ、私たち家族ともよく話し合い、日赤で勤めることを希望いたしましたところ、日赤側にも快諾していただいたことはとても有り難いことでした」 さらに、結婚から30年を迎えた皇后さまに対しては…。 天皇陛下 「この先の人生も引き続きよろしく、と伝えたいと思います」 23日、皇居では一般参賀が行われます。