高市氏の敗因は油断?「“最後のお願い”がショートメールだったようだ」 若者から見た小泉進次郎氏「さすがにないのではと」
慶応大学2年生、ライターとして自身で取材も行った白坂リサさんは、石破氏の勝利を次のように分析する。「高市さんは防衛について大きな国家観、いかにも安倍派というものを押し出していた。一方で、石破さんは国民や人を守るという点。ある演説で、災害時の避難生活の大変さをおっしゃっていて、個人的には響いたところがある。そういう流れを汲み取って、“次の総選挙で自民党が勝つとしたら石破さん”となった印象を受ける」。 一方、第1回投票で3位だった小泉進次郎氏については、「さすがにないよな、と思っていた」という。「あれだけ“進次郎構文”がいじられている土壌があり、ネタ枠になっていた。会見でフリーの記者に“知的レベルが低い”と言われたことに対して、言葉のナイフに花束で返すようなことがあったが、あれも準備してきたんだろうなと。それで急激に株が上がることはなく、逆に冷静になって考えようと」と語った。 Age Well Japan代表の赤木円香氏は、「周りにいる30代、40代の経営者たちは、“小泉さんになったら変わるんじゃないか”“上の世代がやってきたことを変えてくれるんじゃないか”という期待感は強かった。白坂さんとの年齢差は10歳ぐらいだと思うが、ここまで違うんだなというのは衝撃だった」と述べていた。(『ABEMA Prime』より)