【エリザベス女王杯】スタニングローズは坂路で単走 C・デムーロ騎手「馬のやる気を感じました」
秋の牝馬No.1を決めるエリザベス女王杯の追い切りが6日、東西トレセンで行われた。栗東では一昨年の秋華賞馬スタニングローズが坂路で軽快なフットワークを見せ、サンスポ調教評価『S』を獲得した。 ◇ スタニングローズは栗東坂路で単走追い。脚慣らしで1本目を駆け上がると、2本目は初コンビのC・デムーロ騎手が騎乗して最後まで気持ちよさそうに脚を伸ばし、馬なりのまま4ハロン53秒7-12秒2をマークした。 初コンタクトした鞍上は「馬のやる気を感じました。状態もよさそう。チャンスはあると思う」とニッコリ。前走のクイーンS6着後は10月14日から栗東坂路で時計を出し、同17、23、30日と3週連続でラスト1ハロン11秒台と鋭く伸びている。当週はソフト調整ながら、中間の中身は濃い。 小川陽助手も「ジョッキーには『グッドコンディション(状態はいい)』と言ってもらえました」とうなずく。一昨年の秋華賞以来、白星から遠ざかっているが、大舞台で復活Vを狙う。(北池良輔)