台風10号、宮崎市に救助法本適用 宮崎県内の家屋被害1000棟超
宮崎市佐土原町や市中心部で多くの家屋被害をもたらした、竜巻とみられる突風の発生から4日で1週間となる。突風は本県に接近した台風10号の影響とされ、西都市など県内の複数地点で発生。このうち広範囲で被害が確認されている宮崎市について、県は2日、災害救助法を本適用すると発表した。県内の倒損壊、浸水家屋は宮崎日日新聞のまとめ(同日午後5時現在)で千棟超。家屋被害の約9割を占める同市は、罹災(りさい)証明書などの申請の増加が見込まれるとして、窓口の増設など態勢を拡充した。
宮崎日日新聞