大坂「娘のためプレーしたい」 テニス、五輪にも意欲
【ロサンゼルス共同】女子テニスの元世界ランキング1位の大坂なおみ(26)=フリー=が6日、ロサンゼルス郊外で7月に第1子となる女児を出産後初めて日本メディアに練習を公開した。来年のパリ五輪出場に意欲を示した上で「今は娘のためにプレーしたいと思っている。選手として一生、プレーできるわけではないから自分の人生で大切なものを彼女に見せてあげたい」と語った。 娘はヘブライ語で「神様からの贈り物」を意味する言葉から「シャイ」と名付け、ミドルネームを「大坂」にしたという。「成長することにわくわくしている。好奇心が旺盛で全てが楽しいみたい」と柔らかな笑顔で話した。 コートでの練習は10月初めに再開。6日は休養前と変わらない強打を披露し、約40分の実戦形式ではネットプレーで前方に鋭いダッシュを見せた。 31日開幕のブリスベン国際で、約1年3カ月ぶりに復帰する。年明けには通算4勝を挙げている四大大会のシーズン初戦、全豪オープンに臨む。「絶対にもっと四大大会を勝ちたいし、パリ五輪にも出たい」と話した。