「auスマートパス」から「Pontaパス」にリニューアル、月額そのままローソン向け特典をパワーアップ
KDDIの有料会員サービス「auスマートパス」が「Pontaパス」としてリニューアル。2024年10月2日、Pontaパス サービス説明会が開催され、Pontaパスの詳細やリニューアル後の展望について語られた。 【写真】auスマートパス特典はそのままローソンとの連携特典を強化 ■従来特典や料金はそのまま、「Pontaパス」はローソン連携特典を強化 旧来のauスマートパスは電子書籍・映像・音楽サービスの使い放題や、スマートフォンのサポート、提携店舗でのクーポンなどを提供する会員特典サービス。auユーザー以外でも加入することができ、会員数は約1500万人にのぼる。 Pontaパスでは、これまでの特典サービスはアップデートしながら引き続き提供。Pontaパス開始キャンペーンとして、10月2日から2025年1月9日(木)までの期間、従来特典のひとつである「auシネマ割」で、全国のローソン・ユナイテッドシネマ/ユナイテッド・シネマ/シネプレックスの鑑賞料金2000円(大人)を1200円の特典料金(通常の特典料金は1400円)として実施する。 月額料金は548円とサービスとともに料金も据え置きのまま、Pontaパスでは新たに「ウィークリーLAWSON」と「Pontaパス ブースト」の2つの特典をスタートする。サービス説明会に登壇したKDDIパーソナル事業本部サービス商品本部副本部長の繁田光平さんが「ローソン様をもっともっと楽しんでいただきたい」と話すように、今回のリニューアルではサービス面でローソンとの連携強化をはかるのが大きな狙いだ。 ■「ローソンの週替わりクーポン」と「Pontaポイント上乗せ」が二本の柱に ウィークリーLAWSONは、ローソン商品の無料・割引クーポンなど、毎月合計600円以上お得になるクーポンを提供するサービス。クーポンは週替わりで提供し、ローソン常務執行役員マーケティング戦略本部長の勝田暁さんによれば、対象商品はローソンの商品計画や施策と連動し、人気商品、定番商品、季節の旬の商品、コラボ商品を選定していくという。 説明会ではサービスの一例として、10月は「からあげクン」「マチカフェ」の無料クーポンや、ローソンオリジナル商品の「大きなピザパン」「切れてるシュガーバターフランスパン」の半額クーポンの提供を予定していると発表された。 もうひとつの目玉となるPontaパス ブーストは、毎月エントリーのうえ、Ponta提携社で支払いにau PAYを利用すると、Pontaポイントの還元率が上乗せされるというもの。通常の還元率が0.5%のところ、ローソンでPontaパス ブーストが適用された場合は最大で2%(最大4倍)となる。たとえば税抜200円分の購入で最大4ポイントが付与される形だ。また、ローソン以外のPonta提携社では最大1%(最大2倍)が還元される。還元上限は500ポイント/月、150ポイント/回。 ロイヤリティ マーケティング 専務執行役COOの高木朋行さんは「Pontaパス ブーストが起爆剤となり、Ponta経済圏全体の拡大・循環がどんどん起きていけば新しい動きがどんどん起こせるんじゃないかと期待をしております」と、ローソンを中心にPonta経済圏の活性化に繋げたい考えを明かした。 ■Pontaパスの魅力を体感できるポップアップが渋谷にオープン こうしたPontaパスの特典内容を実際に体験できる場として、10月3日から10月13日(日)の間、東京・渋谷駅前の「ZeroBase渋谷」にポップアップストア「Pontaパス Station」を期間限定オープン。地下1階から地上3階までの全4フロアでさまざまなサービス提供を実施する。 メインフロアの1階は「Pontaパス Coupon Challenge」として、渋谷区内で使えるクーポンや、ローソンの「からあげクン」、ポップアップ限定グッズが抽選でもらえるプレゼント企画を実施。 2階の「Pontaパスラウンジ」では、猿田彦珈琲とコラボし、Pontaパス会員なら無料で1日1回、猿田彦珈琲の珈琲豆を使用したコーヒー、カフェラテ(ともにホット・アイス)、スコーン、チョコブラウニーが提供される(※1日あたりの提供数に限りがあるためなくなり次第終了)。Pontaパス未加入でも、その場で加入すればサービスが受けられる形だ。 3階では日替わりでゲストが登場する限定イベントを開催。地下1階はPontaパスStationのアンバサダーを務めるKAWAII LAB.とコラボし、等身大パネルやメンバーの直筆サイン入りTシャツなどを展示する「KAWAII STATION」として展開する。