パワハラで新たに3人懲戒処分 相馬地方広域消防本部の処分は計10人に 福島
福島県の南相馬市などを管轄する相馬地方広域消防本部はパワハラが横行していたとして24日、新たに3人を処分しました。これでパワハラをめぐるこれまでの処分は10人にのぼっています。 減給3か月の懲戒処分を受けた51歳の男性消防司令は飲み会のための自宅への送り迎えを後輩職員に強要、日常的に自分の都合の良いように自分と後輩職員の休暇を交換、さらに意に沿わない行動をとった後輩職員の頭を殴ったり、平手で叩くなどの暴力を行ったなどとされています。 同じく減給3か月の懲戒処分を受けた他の51歳の男性消防司令は、後輩職員がミスをした時に「ふざけてんのか」「こざかしい」「お前はパワーハラスメントと言っていい立場ではない」など日常的に厳しい口調で言っていたとされています。 また戒告の懲戒処分を受けた60歳の男性消防司令は、うつ伏せで休んでいた後輩職員の背中に突然乗り、肋骨骨折のけがを負わせたとされています。 相馬地方広域消防本部のパワハラをめぐる問題で懲戒処分されたのは、これで10人にのぼっています。相馬地方広域消防本部は「衷心から深くお詫び申し上げます 組織風土、組織体制の見直しを図り再発防止に努めます」としています。
テレビユー福島