「全盛期は過ぎた」レジス・プログレイス、ジャック・カテラル戦の敗北後に引退を示唆 | ボクシング
ジャック・カテラルに敗れたレジス・プログレイスが引退を匂わせる発言をした。
レジス・プログレイスがジャック・カテラルとの試合後、ボクシングからの引退を匂わせる発言をした。「全盛期は過ぎた」と敗北を受け入れる様子を見せた。 スーパーライト級の米国人ファイターであるプログレイスは、日本時間10月27日に英国・マンチェスターのコープ・ライブで行われた試合で、地元の人気選手ジャック・カテラルと対戦。0-3のユナニマスデシジョンで敗れた。この試合は、両者ともダウンを喫するスリリングな展開になった。 プログレイスは前戦のデヴィン・ヘイニー戦の敗北から立ち直り、勝利を目指していたが、第9ラウンドにはカテラルに2度倒されるという波乱の展開となった。 試合後、35歳のベテランとなったプログレイスは対戦相手を称賛しつつ、自身がグローブをリングに置く時が来たかもしれないとほのめかした。 「ジャックのほうが上だった。それだけのことだ」プログレイスは語った。「ジャックは素晴らしい選手で、世界タイトル戦にふさわしい。次はぜひ世界タイトルを手にして欲しい。幸運を祈るよ」 「本当に優れた選手だ。私は最高の選手たちと戦ってきたが、彼はその中でも抜きん出ていた。私の全盛期は過ぎた。これからは若い選手たちに託す時代だ」 プログレイスのこの発言は、彼の輝かしいキャリアが終わりを迎えつつあることを意味しているように聞こえる。プログレイスはこの階級で最もエキサイティングなライトウェルター級の選手の一人として登場した。 2012年のプロデビューから2019年にジョシュ・テイラーに敗れるまで、7年間にわたり無敗を守り続けた。 その後もこの階級での地位を再構築してきたプログレイスだけに、もしカテラルを下せていれば再度世界タイトルに挑む機会を得ていたかもしれない。
Andrew Steel