成績不振の原因は選手にもある? 今季限りのシャビ・バルセロナは意地を見せることができるか
ここからの巻き返しに期待
スペイン・スーパーカップ、コパ・デル・レイの2つのタイトルを落とし、ラ・リーガ第22節のビジャレアル戦に敗戦したことで、現段階で首位のジローナとの勝ち点差が11に広がったバルセロナ。 昨シーズンはリーグ優勝を果たしたバルセロナだったが、今季は低調なパフォーマンスもあり、指揮官のシャビ・エルナンデスは今シーズン限りでの退任を発表した。 そんななか、MFフレンキー・デ・ヨングはバルセロナの苦境は選手の責任であると『DAZN』のインタビューで語った。 「それは我々のせい、選手のせい、うまくいかなかった場合は我々のせいだ。トップチームではこんなことは起こりえない。もし3-2と逆転したら、カウンター攻撃でそれほどスペースを空けることはできない。我々はもっと改善しなければならない。我々はシャビとスタッフに全幅の信頼を寄せているし、彼らは良い仕事をしてくれている。こんなことはあり得ないし、我々の責任だ」 現在のバルセロナの低調なパフォーマンスの原因はあくまで選手にあると語るデ・ヨング。ネガティブなニュースが続くバルセロナだが、まだまだシーズンは続く。 リーグ戦も15試合以上残っており、2月下旬にはチャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16のナポリ戦も控えている。リーグ、CL共にタイトルを狙うことはかなり厳しい道のりではあるが、何が起こるかわからないのがサッカーだ。 今季限りとなってしまうシャビ・バルセロナだが、低くとも可能性が残された2つのタイトルに向け、意地を見せることができるのか注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部