<センバツ>筑陽、小刻みな継投はまる 山梨学院は九回2死満塁の好機生かせず
◇第91回選抜高校野球2回戦 ○筑陽学園3-2山梨学院● (29日・甲子園) 筑陽学園は一回、江原の左翼への適時二塁打で1点を先行した。同点の七回に中村の適時打で勝ち越すと、八回は福岡の左前適時打でリードを広げた。西、菅井、西舘による五回の小刻みな継投もはまった。山梨学院は八回に相沢の中前打を足場に1点差に詰め寄ったものの、九回2死満塁の好機を生かせなかった。 【筑陽学園・中村がタイムリー】熱戦の模様を写真特集で ◇筑陽学園・江口祐司監督 (五回の継投は)最善を尽くすのが私の仕事。勝ち越したら(相手は)伸び伸びと振ってくる。それだけは警戒した。 ◇山梨学院・吉田洸二監督 (先発の)佐藤は何とか踏ん張った。4点勝負と見ていたが、相手投手の球の角度や切れが予想以上だった。