【カンボジア】鳥インフルで女性死亡、南東部プレイベン州
カンボジアで20日夜、鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)に感染した15歳の女性が死亡した。女性は南東部プレイベン州在住で、死んだ鶏を調理した際に感染したもよう。保健省の発表をクメール・タイムズ(電子版)が21~22日に伝えた。 国立公衆衛生研究所(NIPH)とパスツール研究所(IPC)が感染を確認した。女性は症状が出る5日ほど前、親戚からもらった死んだ鶏を調理した際、感染したとみられる。病院で治療を受けていたが助からなかった。 保健省は鳥インフル感染拡大防止のため、農林水産省、環境省と協力して感染状況を調査。抗インフルエンザ薬「タミフル」の供給や、感染防止のキャンペーンも行っている。