子どもたちが知っておくべき税金の使い道とその仕組みとは【金融教育プランナーが解説】
毎年お金をつくっていたらお金は増え続けないの?
100円玉や1,000円札といったお金を現金通貨といい、100円玉のような小銭を硬貨、1,000円札のようなお札を紙幣といいます。 紙幣の枚数は日本銀行が、貨幣の量は政府が決め、世の中に出回るお金が多すぎたり、少なすぎたりしないように調整しています。硬貨は造幣局で、紙幣は国立印刷局でつくっています。そして、お金を世の中に出しているのは、日本銀行です。 1,000円の硬貨ってなに? 1,000円貨には、2025年日本国際博覧会記念貨幣や国立公園制度100周年記念貨幣などがあります。記念貨幣の発行を決めるのは内閣。オリンピックや万国博覧会など、国民みんなでお祝いするようなことがあるとつくられます。
賢い消費者を目指すことが大切
消費税などの税金は、みんなの生活を支えるために使われています。税金の仕組みを知ることで、日常の支出がどこに使われているかを理解できます。無駄遣いを避け、必要なものにお金を使う習慣を身につけましょう。 また、計画的に貯金をして将来に備えることが大切です。税金の役割を理解し、賢い消費者を目指しましょう。 金融教育プランナー 盛永裕介
盛永 裕介