VCARBはモナコでも速い? 角田裕毅がFP1で8番手タイム…レッドブルグループでは最上位…最速はハミルトン|F1
2024年のF1第8戦モナコGPのフリー走行1回目が現地時間24日行われた。 現地モンテカルロは曇り空ながら、気温19度、路面温度37度のドライ路面でセッション開始時刻を迎えた。 【動画】モナコGPのFP1では、好調角田裕毅が上位勢に食い込むラップタイムを記録 セッション時刻がスタートすると、ほぼすべてのマシンがハードを装着して周回を始める。一つのミスがすぐさまウォール接触というトラックでもあるため、ラップペースは各車慎重に上げていく状況となった。 開始15分が過ぎると、ミディアムタイヤを入れていくチームが出てくる。VCARB角田裕毅もミディアムを装着し、開始21分時点で3番手タイムをマークした。 その後も角田はミディアムでフェラーリ勢、レッドブル勢に肉薄する上位のポジションでタイムを更新していった。 残り25分を切ると、ソフトタイヤを入れるマシンが出てきた。マクラーレン、メルセデス勢も一気にラップタイムを上げていく。 残り15分を切ったところで、コース上にチョウ・グァンユのパーツが落ちていることもあり、セッションは突如赤旗となる。 この時点でトップは1:12.169のルイス・ハミルトン。2番手オスカー・ピアストリ、3番手ジョージ・ラッセル、4番手ランド・ノリス、5番手チャールズ・ルクレール、6番手フェルナンド・アロンソ、7番手ランス・ストロールと続き、角田はトップから0.706秒落ちで8番手というタイム順になった。 結局赤旗から再開となるも、上位勢のタイム更新はなく、前述の並びでFP1終了となった。角田は5強に割って入り、レッドブルグループの中では最上位の8番手でセッションを終えている。 角田から0.026秒差で9番手はダニエル・リカルド。VCARB勢が8-9となり、ミディアムのマックス・フェルスタッペンが11番手、セルジオ・ペレスが12番手と、レッドブル勢はソフトを使用しない中でVCARBより下の11-12という結果だった。
モナコGP・FP1結果
1/ルイス・ハミルトン/メルセデス 2/オスカー・ピアストリ/マクラーレン 3/ジョージ・ラッセル/メルセデス 4/ランド・ノリス/マクラーレン 5/チャールズ・ルクレール/フェラーリ 6/フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン 7/ランス・ストロール/アストンマーティン 8/角田裕毅/VCARB 9/ダニエル・リカルド/VCARB 10/カルロス・サインツ/フェラーリ 11/マックス・フェルスタッペン/レッドブル 12/セルジオ・ペレス/レッドブル 13/バルテリ・ボッタス/キックザウバー 14/ケビン・マグヌッセン/ハース 15/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ 16/ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース 17/ローガン・サージェント/ウィリアムズ 18/エステバン・オコン/アルピーヌ 19/チョウ・グァンユ/キックザウバー 20/ピエール・ガスリー/アルピーヌ
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