【ノア】GHC王者・清宮海斗 元WWEスーパースター相手に冷や汗V7「危なかった…紙一重だった」
ノア25日の新宿大会で、GHCヘビー級王者の清宮海斗(28)が、元WWEスーパースターのブライアン・ケンドリック(45)の挑戦を退け、V7に成功した。 【写真】清宮を執拗に攻めるケンドリック 体格で勝る清宮だが、序盤からケンドリックの変則的な入り方も駆使したアームロックなどの関節技や、ラフ攻撃で苦戦を強いられる。中盤にはスリーパーでつかまり、ねちっこく絞められてスタミナも消耗。その後もコーナーに上ったところを場外に転落させられるなど、老かいな戦術に翻ろうされる。さらにフェースロックに苦しみ、ギブアップ寸前まで追い込まれた。 だが終盤、一瞬のスキをついて閃光魔術弾を決める。続いて蹴り足をとらえてドラゴンスクリューから足4の字とつなぎ、ペースを引き寄せた。その後も粘るケンドリックからバーニングハンマーや不知火で反撃を受けたが、致命傷は許さず。最後はジャンピングニーから4の字式エビ固めで押さえ込み、3カウントを奪った。 試合後、清宮は「危なかった…。紙一重だった」と冷や汗。それでも「世界のスケールを感じました。視野が広がったというか。世界に自分の戦いを広げていきたいと思いました!」と笑顔を見せた。
東スポWEB