ドレスショー華やかに MITの学生が奮闘 長野県松本市
専門学校未来ビジネスカレッジ(MIT、長野県松本市渚2)のブライダル・ホテル学科は11日、松本市深志3のまつもと市民芸術館で初のドレスショーを開いた。1、2年生22人の合同授業として企画からモデル役、演出まで学生たちが全てを担い、趣向を凝らした華やかなステージで観客を魅了した。 テーマは「感謝」。モデル役が七五三で着たドレスや母親が結婚式でまとったカラードレスに近い衣装を選び、ステージ上を優雅に歩いた。当時の写真を投影したり、モデル役から両親への感謝の手紙を読み上げたりといった演出を交え、客席で目頭を押さえる保護者もいた。ウエディングドレスで4種類のシルエットデザインを紹介し、模擬挙式も行って計13着を披露した。 衣装レンタルなどを手掛ける会社から更新時に譲り受けたドレスを活用し、コーディネート、ヘアメーク、音響、照明など分担して準備してきた。司会の2年・増澤咲良(さくら)さん(19)は「ゼロから創り上げるのは大変だったけれど、その分、達成感は大きい。とてもいい経験ができた」と晴れやかな表情で話していた。
市民タイムス