《紅白初出場》新浜レオン「伯方の塩」CMソングの演歌歌手父が語った“大舞台へのエール”
「当時、二代目社長だった方が私をイメージキャラクターに起用してくださり、私が歌うイメージソングを制作してくれました。 その翌年からテレビコマーシャルにも出始めたんです。10年近くイメージキャラクターを務め、CMは全国で放送されました。そのおかげで、どこに行っても『塩屋さんですか?』なんて言われましたよ(笑)。 レオンも小さいときに家族編というので私と一緒にCMに出でるんですよ。『伯方の塩で漬物漬けるぞ~!どんどんせっせ、どんせっせ。は・か・た・の・しお!』といった感じでね。 今でもレオンが『実家は玄関を開けると塩だらけ』なんて冗談を言っていますが、私は今も毎朝晩、伯方の塩を溶かした冷水を浴びています。今日も浴びましたよ。 43年この道やっていますが、塩水浴効果で風邪を引いて仕事を休んだことは1度もありません。レオンも小さいころからやっていましたし、今も続けているんじゃないですかね。もっとも彼はお酢のCM(※『おいしい酢』)に出演しているので、いまはお酢を飲んでいるかもしれませんが」 ■「泣いてもいい! 全力で歌ってもらいたい」 冷たい塩水を浴びながら育った息子は、大晦日に人生最大の大舞台に立つ。 「私も43年前にデビューした当時は、紅白出場の夢を抱いていました。でも芸歴20年目あたりから、紅白というのは夢のまた夢の世界なんだと痛感するようになったのです。 だから息子に対しても、『紅白は夢の世界。紅白という言葉は、もう口にしない方がいいんじゃないか』と、言ったことがありました。ところが息子は『いや、これに向かっていくし、これからも紅白という言葉をずっと言い続ける』と強い意志で言い返してきたのです。 11月19日に紅白の出場者が発表されたときに、『お父さん、紅白初出場が決まりました!』と震えながら私の携帯に電話してきて、私も泣きそうになりましたね。 私もかつてNHKホールで歌ったことがありますが、初めてステージに立ったときは感激よりも緊張で、とにかく怖かったのを覚えています。緊張で勝手にビブラートがかかり、そのうち足が震え、手が震え出して……。そんな現象が起こるのがNHKホール、ましてや紅白歌合戦です。 楽しんで歌えっていうのは無理なこと。でも、緊張感とステージに立てる嬉しさ、その両方をかみ締めてほしいと思います。もう泣いてもいい!とにかく全力で歌ってもらいたいですね」 新浜が紅白で歌う『全てあげよう』は木梨憲武(62)がプロデュースし、所ジョージ(69)は作詞作曲しており、2人も応援に駆けつけるという。 そんな晴れ舞台に立つ息子へ、父は自宅から魂のエールを送る――。
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