再び三笘とのポジション争いに…中国戦出番なしの中村敬斗「出たら目に見える結果が必要」
5日の中国戦(○7-0)に先発したフィールド選手が早めに全体練習を切り上げる中、中国戦で出番のなかった日本代表MF中村敬斗(スタッド・ランス)は7対7のミニゲームなどで体を追い込んだ。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 「前の試合に出場しなかった分、コンディションを上げておきたかったし、今日はハードにトレーニングができた」。バーレーン入り後初練習を終え、「試合に出ないと何もできない。出たら目に見える結果が必要になる。出たときに頑張ればいい」と、10日のW杯アジア最終予選・バーレーン戦へ意気込んだ。 攻撃的な3バックシステムをテストした6月シリーズは6月6日のミャンマー戦(○5-0)、6月11日のシリア戦(○5-0)と2試合連続で左のウイングバックで先発。フル出場したミャンマー戦では2ゴールを決めた。中国戦も継続して3-4-2-1のシステムを採用したが、左ウイングバックにはアジア杯以来の代表復帰となったMF三笘薫が入り、前半アディショナルタイムに貴重な追加点も決めた。 左サイドは三笘による個の突破、右サイドはMF堂安律やMF久保建英らによるコンビネーションという“色分け”も出ていたが、自身が左ウイングバックに入った際は「個人的には連係もできるし、仕掛けて仕留める部分やクロスもある。状況によって判断を変えられたら」とイメージしている。 3-4-2-1ならシャドーの位置でもプレーできそうだが、「シャドーもいっぱい選手がいる。どこで出るかは分からないけど、出たところで頑張りたい」と、熾烈なポジション争いに挑む覚悟だ。アウェーのバーレーン戦は4バックに戻す可能性もあるが、「両方イメージしておくことが大事。ウイングバックもサイドハーフも特別変わることはない」と力説していた。