『トイ・ストーリー2』に隠された小ネタ6選 『スター・ウォーズ』など名作のオマージュも
『2001年宇宙の旅』へのオマージュも登場
『トイ・ストーリー2』は、レックスが遊んでいるゲームの中で、バズがザーグに乗っ取られた宇宙船に潜入するシーンからスタート。その宇宙船内でバズが駆け抜ける六角形の通路が、『2001年宇宙の旅』に登場する宇宙船のデザインへのオマージュだと言われている。
ピクサーのアニメーション仲間も小ネタに
『トイ・ストーリー2』がリリースされる1年前、ピクサーはアリをはじめとする昆虫を描いたアニメーション映画『バグズ・ライフ』を公開した。そのため、『トイ・ストーリー2』にも『バグズ・ライフ』のキャラクターが数多く登場する。ウッディやバズの所有者であるアンディの部屋には、『バグズ・ライフ』のキャラクターがデザインされたカレンダーが飾られ、ミセス・ポテトヘッドが子どもたちに『バグズ・ライフ』の絵本を読み聞かせるシーンもあり、アルの店には、『バグズ・ライフ』のおもちゃが数多く飾られていた。
『フォレスト・ガンプ/一期一会』へのオマージュもあり
主人公ウッディの声を担当しているのは名優トム・ハンクス。その関係からか、アカデミー賞主演男優賞を受賞したハンクスの代表作『フォレスト・ガンプ/一期一会』を彷彿とさせるシーンもある。バズが見つけたニワトリの着ぐるみの羽根が舞うシーンは、『フォレスト・ガンプ』で印象的だった同様のシーンを彷彿とさせる。そのほかにも、おもちゃたちが渋滞した道路を渡る前に犬のスリンキーが、『フォレスト・ガンプ』の「僕は賢い人間じゃないけど、愛が何かを知っている」というセリフに引っかけ、「僕は賢い犬じゃないけど、ロードキル(路上で動物が轢き殺されること)が何かを知っている」と言うシーンが登場する。 『トイ・ストーリー2』はストーリー自体も最高に見応えがあるが、小ネタを探しながら観賞すれば、映画を倍以上楽しめるのではないだろうか。『金曜ロードショー』を機にぜひ新しい視点で本作を鑑賞してみてほしい。
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