韓国の出生率、8月に14年ぶりの高水準…自然減は止まらず
【10月28日 KOREA WAVE】韓国で8月の出生児数が2万98人となり、前年同月比5.9%(1124人)増加したことが統計庁の「2024年8月人口動向」でわかった。婚姻件数は1万7527件で20%増え、5カ月連続増加した。 出生児増加幅は8月基準で2010年(+6.1%)以後14年ぶりに最も高い水準だ。 出生児数は4月と5月にそれぞれ521人(2.8%)、514人(2.7%)増え、2カ月連続で増加した。6月(-1.8%)に一度減少したが、7月に7.9%増加した後、2カ月連続で増加傾向が続いている。 今年1~8月の累積出生児は15万8011人で、前年同期比0.4%減少した。 8月の死亡者は3万2244人で、前年同月比5.6%(1721人)増加した。 8月の出生児から死亡者を除いた自然増加規模は-1万2146人で、人口自然減少が現れた。自然減少は5~7カ月連続で続いている。 今年1~8月の累積自然減少規模は8万246人だ。 8月の婚姻件数は1万7527件で、前年同月比20.0%(2917件)増えた。5月から5カ月連続で増加している。 8月の婚姻件数増加幅は1981年統計作成以来、8月基準で過去最大水準だ。 統計庁の関係者は「婚姻件数は新型コロナウイルス感染の時期に減少したベース効果が作用して増えているようだ。30代前半の人口が増加していることも影響を及ぼした」と分析している。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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