「ついに世界進出?」あやまんJAPANが英番組の予選に参加「『JAPAN』を背負うからにはいつか世界にも届けたい」令和に挑む新たな挑戦
ただ、通常の活動(=飲み会)は実はコロナ禍で仕事が減って以来、徐々に戻ってきたとはいえ、以前ほどの数には達していません。それがコロナ禍と関係しているのか、単に需要の問題なのかはわかりませんが、もう少しイベントや飲み会の数が増えるとありがたいとは思っています。 ── コンプラが厳しくなった現在、活動が難しい部分もあるのでは? あやまん監督:そうですね。最初は地上波が厳しくなり、次にYouTube、ABEMAも最近は厳しくなったと感じています。ただ、私たちの真骨頂はメディアではなく飲み会。パフォーマンスをしてほしいと求める声があれば、どれくらいまで許されるか確認しながら今もやっています。企業からの依頼もよくあるのですが、毎日働いて疲れている日々のなかで、私たちといるときくらいはいろいろな壁を取っ払って、楽しんでもらえたらと。こんな時代だからこそ、暗い雰囲気を吹き飛ばすために私たちが活動する意味があるのかなと思います。
日本人は本当に働きすぎですよね。私の夫も今は仕事を頑張りたい時期のようで、休みなく働いています。正直、見ているとこちらがしんどいと思うことも多く、気持ちはわかるけれど、もっと子どもの成長も見てほしいと思うこともあります。 ── 今後、挑戦してみたいことなどはありますか? あやまん監督:実は海外進出を考えています(笑)。とにかく明るい安村さんが話題になったイギリスのオーディション番組『ブリテンズゴッドタレント』にビデオ審査に応募したところ、イギリスで行われるオーディションへ通過したと連絡ありました。子どもを預けての参加、かつ渡航費等自腹なので滞在1日ほどの弾丸スケジュールで、11月下旬にマンチェスターへ行きます。
デビュー当時から「あやまんJAPANのパフォーマンスは言葉が通じなくとも伝わるものだから、JAPANを背負ってるからにはいつか世界にも届けたい」と思っていた夢がようやく叶うかもしれません(笑)。久しぶりにドキドキします。盛り上げ芸の日本代表としてブリテンズゴッドタレントの本選に出場できるよう皆様、応援よろしくお願いしマッスルスティック! PROFILE あやまん監督さん あやまんかんとく。1979年群馬県生まれ。2009年にパフォーマンス集団「あやまんJAPAN」を結成し、2010年にメディアで大ブレイク。その後、個人事務所「あやまんJAPAN株式会社」を立ち上げ、飲み会などのイベントを中心に活動を行う。2023年に出産し、男の子を子育て中。 取材・文/酒井明子 写真提供/あやまん監督
酒井明子