上質な乗り心地が最高! 軽二輪クラスのスクーター5選
高回転型のエンジンを持ち150cc、160ccクラスよりもパワフル、250ccクラスよりも軽量・コンパクトで扱いやすいという使い勝手のよさから、人気の高いモデルだったスズキ「バーグマン200」。 フロントは13インチ、リアは12インチと軽二輪クラスでは小さめのホイール径と、短めの1465mmのホイールベースを採用し、街中では小回りが利き取り回しもしやすく、ワインディングでの走行も楽しめます。 またシート高は735mmで足つきもよく、シート下のラゲッジスペースは41L。ヘルメットが2個収納できる上、便利なルームランプを備え、通学や通勤の足として利用するライダーにとっては便利な機能と言えるでしょう。しかし、現在は生産を終了しています。 ◇ヤマハ「トリシティ155」
ヤマハの「トリシティ155」は、唯一無二の前二輪、後一輪の三輪バイクです。1番の強みはフロント二輪による安定感。横風やコンディションの悪い道路でも影響を受けづらく安定感のある走りをもたらします。 2023年のフルモデルチェンジでは、「トリシティ 300」にも採用されている「LMWアッカーマン・ジオメトリ」を初めて採用し、旋回性能をさらに向上させました。これは、コーナリング時に生じる左右の前輪の切れ角の差をなくして各タイヤの旋回中心が同じ点になるようにする機構のこと。それにより直線だけでなく、コーナリングの安定感もさらにアップしています。何より安全性を求めるという人におすすめです。 ◇BMW「CE 04」
BMW Motorradの「CE 04」は、直線的なラインが際立つ他にはない先進的なデザインが目を引く電動スクーターです。なお、モーターの定格出力は15kW(20ps)で、軽二輪相当扱いになります。 魅力は近未来的で斬新なルックスだけではありません。最高出力は31kW(42PS)、最大トルクは62Nm(6.3kgm)というパワフルなモーターを搭載。発進時をはじめ、あらゆる回転域で豊かなトルクを発揮するため、250ccクラスでは味わえない電動バイクならではの鋭い加速と爽快な走りを楽しめます。 またABSやASC(オート・スタビリティ・コントロール)、DTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)といった安全装備の他、ヒートグリップやシートヒーターなどの快適装備も備える豪華仕様です。 ※ ※ ※ 軽二輪のクラスのスクーターは、原付一種、原付二種クラスのスクーターに比べると、車格が大きい場合が多く、パワーも上回るため、上質な乗り心地を味わえます。スクーターならではの扱いやすさ、利便性はそのままに、もう少しパワーが欲しい、高速道路や自動車専用道路も走りたいという人には特にぴったりと言えるでしょう。
Peacock Blue K.K.