チラシを手渡して来場を呼び掛ける鍋田選手（右）＝富山駅

　サッカーJ3で3位につけているカターレ富山が「1万人プロジェクト」と銘打ち、10月6日にホームの富山県総合運動公園陸上競技場で開催するFC今治戦に向けて集客活動を繰り広げている。19日は選手やスタッフら約30人が富山駅周辺で試合をPRするチラシを配り、入場者数1万人達成へ来場を呼び掛けた。 　小田切道治監督や吉平翼主将ら選手が今治戦で先着7千人にプレゼントされるオリジナルタオルマフラーを肩に掛け、駅利用者にチラシを手渡した。 　富山市出身の鍋田純志選手はカターレがJ2時代の2013年に1万人超えの観客を集めたことを「ニュースで見ていた」と振り返り、「昇格が見えている時に、1万人が入った県総でプレーしたい」と力を込めた。 　大山武蔵選手は2位今治との直接対決を「天王山。自分たちも見ている人も面白い試合になる。J2昇格には皆さんの力が必要で、スタジアムに一体感をつくりたい」と話した。