i☆Ris デビュー12周年記念 史上最大規模、初のアリーナ公演!笑顔と涙であふれた「i☆Ris 12th Anniversary Live ‐初☆アリーナMM(マジみて)‐」
この度、声優アイドルユニットi☆Risのデビュー12周年記念ライブ「i☆Ris 12th Anniversary Live ‐初☆アリーナMM(マジみて)‐」がぴあアリーナMMにて開催した。i☆Risにとって初のアリーナ公演であり、史上最大規模のワンマンライブ。ライブ当日まで、チケットの販売状況の開示や、デビュー当時以来のチラシ配り、さらにはファンも布教活動を自主的に行ったりと、グループ・ファン一体となって精力的に宣伝活動を行ってきたi☆Ris。 【写真を見る】「i☆Ris 12th Anniversary Live ‐初☆アリーナMM(マジみて)‐」ライブの様子 本ライブタイトルの「初☆アリーナMM(マジみて)」には、グループ史上最大規模の初アリーナライブの会場となるぴあアリーナMMと、デビュー12周年を迎えたi☆Risの本ライブに懸ける熱い意気込みが込められており、2024年、数々の周年プロジェクトを経てさらに勢いを増したi☆Risの想いが詰まった必見のライブとなった。 期待と緊張が入り交じる中、流れてきたのはデビュー曲「Color」。"始まり"の高揚感を感じさせるシンセサイザーの音色に乗せて、メンバーカラーを基調とした華やかな衣装を身に纏ったi☆Risメンバーがステージに登場すると、会場のボルテージは一気に上昇。この12年を追想させるような幕開けに、アリーナ全体がエモーショナルな感情と歓声に包まれます。続く、「ドリームパレード」「DIVE TO LIVE」「あっぱれ!馬鹿騒ぎ」と、"i☆Risのライブへようこそ"と言わんばかりのアップテンポなライブ盛り上げ定番曲が続き、会場はさらにヒートアップ。 会場のあまりの熱気に、MCでリーダーの山北早紀が思わず「フェスじゃないよね?」と観客に確認するほど。「i☆Ris12年やってきて、動員新記録です!」と感慨深げに叫ぶと、客席は大歓声に包まれた。ハイテンションな中にも緊張が入り混じる様子の芹澤優は「今日は最初から最後まで、最高に可愛いi☆Risちゃんを見て行ってねー!」と茶目っ気たっぷりに絶叫。茜屋日海夏が「今日は本当に来てくれてありがとー!」を客席に向けて感謝を叫ぶと、久保田未夢も「私たちが登場する前からあふれ出る歓声、聞こえてました!」と弾ける笑顔。続く若井友希も「i☆Risちゃんがアリーナですよ!」と興奮が抑えられない様子。「i☆Ris初の花道とセンターステージです!」と本アリーナライブならではの豪華なセットにも感嘆の声を上げました。 久々の披露となった「徒太陽」では、「目指すのさ最高のステージ」という歌詞が、12年という活動期間を経て最大規模のステージにたどり着いたi☆Risを象徴するようにアリーナに響き渡ります。弾けるようにエネルギッシュな「ミラクル☆パラダイス」でメンバーは花道を駆け抜け、センターステージの舞台へ。至近距離に迫るi☆Risに観客のボルテージも急上昇。続くメンバー紹介パートが印象的な「5STAR☆(仮)」が続き、冒頭からフルスロットルで駆け抜けるi☆Ris。 続いてのコーナーは"マジみてゾーン"と題して、スクリーンにメンバーそれぞれが映し出され、カメラが追尾することで推しだけを眺めることが出来る時間に。「TIN TONE」、「Special Kiss」、「YuRuYuRuハッピーデイズ」トキメキ満載の「ハートビート急上昇」と、i☆Risのキュートな一面をぎゅっと詰め込んだセットリストの中で、各メンバーのカメラ目線の様子など、ここでしか見られない貴重映像満載でファンを釘付けにした。 キュートなi☆Risから一転、続くロックテイストなアップテンポナンバー「Re:Call」でメンバーたちがセンターステージに飛び出すと、観客の興奮はマックスに。約5年ぶりの歌唱となりファンが待ち望んでいた「Changing point」の歌唱の後、クールで妖艶なi☆Risが堪能できる「Queens Bluff」「One Kiss」「Let you know!」と、3曲マッシュアップで畳掛けます。跳ねるようなヴォーカルが印象的な「Goin'on」の後、ドラマティックなビートに彩られた「Endless Notes」、「Thank you forever!」が続くと、会場は温かな一体感に包まれた。 「輝く星のようになりたい」というメンバー自身の想いがこもった「Shining Star」、燃え盛る炎の演出に彩られた4つ打ちのビートが疾走感を掻き立てる「キセキ-ノ-フィラメント」と、キュートなだけではない多角的な魅力をステージ上で魅せつけるi☆Ris。 その後も、「幻想曲WONDERLAND」「§Rainbow」「Realize!」「アルティメット☆MAGIC」など人気曲が続き、「私たちはこの先もまだまだみんなの笑顔が見たいから、歌を歌い続けることはやめません」という山北の力強い宣言の後、劇場版「i☆Ris the Movie -Full Energy!!-」のアニメーションとコラボしたMVが記憶に新しい「希望の花を」を情感たっぷりに披露。「歌を歌い続けることはやめない」という歌詞が、"これから"の決意のようにアリーナに響き渡ると、ステージを見つめる観客の眼差しにもよりいっそう熱がこもる。 観客の熱気と想いあふれるアンコールの後、それぞれのイメージカラーのフレアスカートを揺らし、ステージに現れたi☆Risメンバーが「Happy New World☆」を力強く歌唱すると、会場は再びひとつに。 メンバーから、来年2025年4月30日(水)に5年ぶり5枚目5人で初となるアルバムのリリースの決定と、2025年5月より全国8ヵ所での全国ツアー「i☆Ris 10th Live Tour 2025」を開催することが発表されると、会場は大きな歓声に包まれた。 最後のMCで、久保田未夢は「広い会場でしたけど、私たちを近くに感じられましたか? 今回は私たちの記念みたいなライブだったから、ファンのみんなに来て来てって言って来てもらったけど、今後は全国ツアーでみんなのとこに行っちゃうんだから」と茶目っ気たっぷりに語り、続く若井は「過去最大のキャパで、今まで一番人が来てくれました。12年かかったけど、めっちゃ嬉しい!ありがとうございます!うちらは武道館を4年目でやってから8年かかったけど、続けてきてよかった!」と絶叫。「めっちゃ良いメンバーに恵まれて、幸せ者だなって思います。i☆Risずっと続けばいいのにって思う。これからも全力で声優アイドルやっていこうと思います。マジで今日アリーナの景色見せてくれてありがとう!」と涙ながらに語った。 茜屋も、「ツアーやワンマンライブができるのも当たり前のことじゃないなって思いながらやっているし、ずっと続くものじゃないって思ってやってるからこそ、1分1秒がすごく尊いものだなって感じながらライブをしてます。元々私はアイドルはやるつもりなくて、役者がやりたかったのになって思いながらやってきたんですけど、アイドルとしてやるからに中途半端では終わりたくない。せっかくやるからには上を目指したい」と決意を新たに力説。 芹澤は開口一番「私、まだ名乗ってないらしくって(笑)」とおどけると、「改めまして、i☆Risの愛されキャラ、優ちゃんこと芹澤優です!」とコケティッシュに自己紹介。「今からi☆Risを好きになるって、12年分のライブと12年の曲があって、マジでハードル高いよなって思う......。でもi☆Risって良いチームなんだよ、みんなー!」と絶叫。「こんな楽しいライブないよ!こんな楽しい時間ない!こんな不思議で面白くて優しいメンバーもいないと思います。このグループが好きだから、私はここにいます」と涙まじりに語った。 コメントのトリを飾った山北は「さきさまもすっごい楽しかった!」と破顔。「でも味わったことがない感覚。正直、もっとできるって思っちゃった!もう一回アリーナ挑戦したいです!もっともっと上に行きたいから。今日ここに来てくれた人は、これからもi☆Risのこと応援してね」と客席のサイリウムの海に語りかけると、メンバー一同も「もっといける、もっとやれるって気持ちだと思う」と頷いた。 最後に、劇場版「i☆Ris the Movie -Full Energy!!-」主題歌で、メンバーが作詞した事でも話題となった最新曲「愛 for you!」が披露されると会場全体が熱い感動に包まれ、i☆Risの魅力がこれでもかと詰まったセットリストにより、グループ史上最大規模のアリーナライブは大盛況のうちに幕を閉じた。
HOMINIS