さかなクン、富山の魚語る 子どもにノドグロ説明 朝日で自然敬愛サミット
朝日町制施行70周年記念「日本の森・滝・渚全国協議会 全国自然敬愛サミット2024」は22日、同町文化体育センターサンリーナで開かれた。東京海洋大名誉博士・客員教授のさかなクンが記念講演で富山湾の魚の魅力を紹介し、自然を守り後世に伝えていく大切さを呼び掛けた。 地元漁師が富山湾のアラ、ノドグロを持ち込み、さかなクンは自身で描いた絵を使いながら、クイズ形式で特徴や生態を子どもらに説明した。富山の漁師の間では昔から「木1本はブリ千本」と言われているとし、水産資源を守る植林活動が行われていると紹介した。 全国協議会長の市川熙(ひろし)山口県光市長、笹原靖直朝日町長らがあいさつし、立山町の称名滝、朝日町の宮崎・境海岸などの事例発表が行われた。自然を学び、守り、活用していく「朝日宣言」を行った。