立川理道、藤原忍、松永拓朗。3人の天理大学出身選手に聞く。ラグビー日本代表 宮崎合宿
大学選手権で一緒に優勝した天理大学の同期が日本代表にいることに関して松永は、「心強くて、(藤原)忍、サイア(シオサイア・フィフィタ)は普段から仲のいいメンバーなので、一緒にきてすごくうれしいし、心強くて助かっている。同級生がいるので何でも聞けるし、困ったこと悩みごとがすぐ聞けるし、何でも言い合える」と話した。
大学の先輩であり、ポジションを争う立川主将については、「ハルさん(立川)はテレビで見ていた存在で、ちょくちょく天理大学時代も練習を見に来てきてくれて、キックを教えてくれたりした」
「憧れの存在の人と一緒のフィールドできるのはちょっと感慨深い。ハルさんは特別な存在。チームのリーダーだと思う。ブレないし、みんなからの信頼も厚いし、冷静で引っ張ってくれているので素晴らしい。学ぶことが多いので、いっぱいスキルを盗みたい」と力強く語った。
「超速ラグビー」への理解を行くと、松永は「今、必死で覚えている感じ」と話しこう続けた。「だいぶコミュニケーションも取れるようになったし、こういったラグビーするというのは、だいたい理解できるようになってきたので、もっとアジャストできたらと思う。頭で考えず行動ができるようになったらいい。忍やハルさん、あと周りの選手に聞きながらやっている」。
この日の練習では10番に入っていた松永だが、ジョーンズHCには10番、15番の「両方ができるように準備してほしい」と言われている。
改めて、自らの強みを聞くと松永は「ボールを動かすところと周りとコミュニケーションを取ること。コミュニケーション取って周りの選手を動かす、ボールを動かす。それにプラスして自分がランできたら最高。そういうところを出してくれとエディーさんにも言われました」と話した。
松永はオールブラックスで試合メンバーに入れば、初キャップとなる。「まず自分を表現したいのが一番。相手がオールブラックスとか考えずに、自分のパフォーマンスを出せたら最高の初キャップになると思う」と先を見据えた。