【動画】道頓堀グリコ初代看板「色」発見、神戸の博物館にカラー映像/大阪
新たな歴史の色づけへ、博物館では映像の視聴可
同社では今月から大阪市西淀川区の本社内にある「江崎記念館」に、初代から5代目までの看板を再現した模型を設置。初代は資料に記された記録から再現して作られているが、今回の映像から正確な再現が可能となりそう。現在、専門機関などの協力を仰いで色の鑑定も行っているという。 同社社員によると、創業者の江崎利一が「国内でも人通りの多い道頓堀に建てたからには、さらに発展していかなければ」という思いを込め、現在に至るという。80年にわたり多くの人々を見つめてきた看板、その初代のモノクロな歴史への「色づけ」がいま、進められようとしている。 一方、神戸市立博物館では現在「南蛮美術企画展 池長孟が愛した南蛮美術」が行われ、池長コレクションのひとつで、教科書などでもよく見かける「聖フランシスコザヴィエル像」などが展示されている(8月17日まで)。また、今回の「グリコ」初代看板などが映った昔の道頓堀の映像が見られるコーナーも用意されており、勝盛さんは「カラー映像があまりない時代の国内の様子を見られるチャンスかも」などと話している。