志朗が「ラスト後楽園のつもりで試合をする。RISE王者の強さを見せつけないといけないと思っている」とKO勝利を自らに義務付け【RISE179】
「RISE179」(6月30日、東京・後楽園ホール)の前日会見が6月29日、都内で行われた。RISE世界バンタム級王者で、今回、実に約4年ぶりに後楽園ホールのリングに立つ志朗(BeWELL キックボクシングジム)が「ラスト後楽園のつもりで試合をする」と決意を述べた。 会見に先立って行われた計量で志朗は54.95kg、対戦相手の“The Jewel”クリスティアン・マンゾ(アルゼンチン/Demonios Team Argentina)は54.85kgでそれぞれ規定体重の-55kgをクリアした。計量後のフォトセッションの際にはマンゾがなにやらお土産を渡し志朗が困惑の表情を浮かべるシーンも。 会見でマンゾは「明日は最高のショーにしたいので、皆さんが楽しめるように志朗選手と全力で戦いたい。志朗選手はとても強くていい選手だと思う。でも俺が来たからには明日は誰が強いのか見せてやりたいと思う」と語った。
今大会は昨年10月の門口佳佑のタイトル戦以来、立ち見も含めて完全に売り切れの大会となったのだが、志朗は「自分が後楽園に出るなら、チケットが完売じゃないと意味がないと思ったので、一つ目の目標は達成できたのでいいと思う。あとは現役中のラスト後楽園の気持ちで明日は試合をするので、内容もメインらしい試合をしたい。後楽園はいろいろな会場の中で選手と観客が一番近い。そこで“これが世界王者だぞ”という内容が求められていると思うので、メインイベンターとしてしっかりKOで締めたい」などと最後となることが濃厚な後楽園ホールでの試合に特別な気持ちで臨むことを口にした。 マンゾについては「いろいろな階級で戦っている選手なので55kgに落ちるのかなと思っていたが、しっかり落としてきたので、そこはプロだなと思った。顔を見ても仕上げてきているので、強い選手なんだろうなと思った。身長は予想していたより高くなかったので、そこはいつも以上に戦いやすいんじゃないかなと思う」などと評した。
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