【会社員の給料事情】年収1000万円超~1500万円以下の給与所得者は全体のわずか数パーセント?
給与所得者の年収分布と今後の展望
これまでの分析では、給与所得者全体における特定の年収ゾーンの比率に焦点を当ててきました。 具体的には、「年収1000万円超~1500万円以下」の給与所得者がどれほど存在するのかを掘り下げました。 その結果、2022年にはこの年収レンジに該当する給与所得者が201万9000人に達し、全給与所得者のわずか4.0%を占めていることがわかりました。 また、この層は全体の上位5.4%に位置し、比較的高い所得を得ていることが明らかになりました。 給与所得者全体の平均年収の推移についても触れました。平成26年(2014年)には420万円だった平均年収が、令和4年(2022年)には457万円に達し、8年間で37万円の上昇を記録しています。 今後の展望として、政府がどのような政策を打ち出すかが注目されます。特に2024年から導入される「新しいNISA」は、資産の増加にどう影響を与えるのかが鍵となります。 また、経済政策や労働市場の変化が、給与所得者の年収にどのように反映されるかも重要なポイントです。 これらの要素を踏まえ、年収の推移や資産運用のトレンドを把握し、未来の計画に役立てることが求められるでしょう。
参考資料
・国税庁「令和4年分 民間給与実態調査統計」
LIMO編集部