【卓球】メダル逃した直後の行動に「彼女の人間性も垣間見えた」早田ひなに敗れた韓国20歳のシン ユビンを解説・藤井寛子さんも称賛
◇パリオリンピック2024 卓球 女子シングルス3位決定戦(大会9日目=日本時間3日、パリ南アリーナ) 【画像】勝利後にはハートをつくる早田ひな選手と石田大輔コーチ 卓球女子シングルスの3位決定戦で早田ひな選手に敗れた韓国・シン ユビン選手の行動が大きな話題を呼びました。 前日、左腕の故障を明かした早田選手は、この日もテーピングをまいて出場。先に1ゲームを失いますが、その後3ゲームを連取。ゲームカウント4-2で1時間12分の激闘を制しました。 銅メダルをつかんだ早田選手は、コート上で泣き崩れます。すると敗れたシン ユビン選手は早田選手に近寄り抱擁。言葉をかけて祝福し、その後ベンチで涙を流す姿がありました。 この試合の解説を務めた藤井寛子さんは「負けた自分ですけれど、“おめでとう”という風に近寄って言葉をかけた姿っていうのは彼女の人間性も垣間見えた」とその行動に称賛。 「20歳という若さですけれども、総合力、技術だけではなく戦い方も今まで以上に奥行きが出ましたし、戦う姿ひたむきさも魅力にひかれた。必ず日本にとってのライバルになる」と語りました。 シン ユビン選手は、混合ダブルスで銅メダルを獲得。24歳の早田選手よりさらに若い20歳で韓国のエースで、日本のTリーグでもプレー経験を持つ選手です。