火事が相次ぎ2人死亡 伊那市の住宅と佐久市のアトリエで所有者と連絡取れず【長野】
県内では火災が相次ぎ、男性2人が遺体で発見されました。 いずれも、建物の持ち主と連絡が取れていません。 9日夜、伊那市山寺の住宅で、2階の屋根を越えるほど大きな炎が上がりました。 午後9時半ごろ、「家が燃えている」と近所の住民から119番通報がありました。 火はおよそ3時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅1軒が全焼しました。 ■近所の住民 「(火事の勢いは)すごかった。バリバリ、バーンバーンといってね。もう真っ赤」 焼け跡からは1人の遺体が見つかりました。 警察によりますと、この家には夫婦が住んでいて、このうち70代の夫と連絡が取れていません。 警察は遺体は夫とみて身元の確認を進めています。 また、10日午前11時半ごろ、佐久市前山でも火事がありました。 建物は鉄骨2階建てのアトリエで、焼け跡から1人の男性の遺体が見つかりました。 所有者の男性は普段からアトリエで作業をしていましたが、連絡が取れていないということです。