「違和感を感じたら…」 ねこ2匹が足の上でじゃれ合い 一方的な愛情表現にほっこり
ねこたちがじゃれ合っている姿は、なんともかわいいもの。いつまでも見ていられますが、ときにはヒートアップしてピンチになることもあるようです。X(ツイッター)では、飼い主さんの足の間でじゃれ合う2匹のねこが注目を集めています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。 【動画】「肩固め入ってるみたい…」 ねこ2匹が足の上で繰り広げるじゃれ合い 実際の投稿 ◇ ◇ ◇
首をホールド! 最後はごまかす様子も
「股間に違和感を感じたら、小豆がピンチだった」 そんなコメントを添えて投稿された動画には、2匹のねこが映っています。寝ている飼い主さんの脚の間で、白いねこがキジトラねこに覆いかぶさり、首をホールド。キジトラねこは苦しそうな表情を浮かべています。 キジトラねこを助けるために、白いねこを離そうとする飼い主さん。白ねこはすぐに引き下がりますが、キジトラねこの体をペロペロと舐め、毛づくろいをしていただけだと言わんばかりにアピールしているようです。 ちょっぴりハラハラする投稿には、2万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)や引用リポストには「寝る前に寝技決まっていた」「愛が重い」「肩固め入っているみたい……」など、多くの声が寄せられています。
遊びたい白湯くんと、うっとうしそうな小豆ちゃん
訪問マッサージも行っている、長野県安曇野市の整体院「キュベレイ」。そこで暮らすのは、7歳の女の子でキジトラの「小豆(あずき)」ちゃんと、1歳半の男の子で雑種の白ねこの「白湯(さゆ)」くんです。2匹がじゃれ合っていたのは、院長を務める飼い主さんの脚の間でした。 「最初は小豆が私の脚の間で寝ていたのですが、なんだか妙に動くので、何事かと思って起きてみたら、白湯が噛みついていました。噛むのは、白湯なりの甘え行為だと思います」 その後の2匹の様子を、飼い主さんは教えてくれました。 「白湯は引きはがされたあと、小豆に毛づくろいで謝罪。小豆は白湯がうっとうしいのか、しばらくして私の胸に乗ってきました」
1歳半だけれど体格がいい白湯くん
実は、白湯くんは昨年の6月に家族に加わったばかり。当時の様子を、飼い主さんは振り返ります。 「里親団体からの一時預かりで、兄弟2匹でやってきました。一匹はすぐに里親が見つかったのですが、白湯はいいご縁がなく、そのままうちの子になりました」 飼い主さんからの愛情を受けてすくすく育っている白湯くんは、マイペースだけれど少し執着が強い性格。そんな白湯くんと小豆ちゃんは、なんとも微笑ましい関係だといいます。 「基本は仲良しなんですが、白湯のほうが体格が良く、甘え方がしつこいので、小豆にとっては必要以上に距離を縮められるとうっとうしい。白湯はただ甘えているだけという関係のようです」 小豆ちゃんと白湯くんをはじめ、飼い主さんが経営する整体院には6匹のねこが暮らしています。「店に来たら小豆にも白湯に会えます」と話す飼い主さん。ぜひ、かわいいねこたちに会ってみたいですね。 ○取材協力:猫整体 キュベレイ(@cybele_nakano)さん
Hint-Pot編集部