【天皇賞秋】ジャスティンパレスはゴール前猛追も及ばず４着 坂井瑠星「一発勝負に行ったんですけど…」
［ＧⅠ天皇賞・秋＝２０２４年１０月２７日（日曜）３歳上、東京競馬場・芝２０００メートル］ 秋の王道路線の幕開けを告げる第１７０回天皇賞（秋）は、武豊騎乗のドウデュースが豪快な追い込みを決めてＶ。４年連続のＧⅠ制覇を成し遂げた。昨年の２着馬で６番人気のジャスティンパレス（牡５・杉山晴）はゴール前で猛追したものの及ばず、４着まで。昨春に続く２度目の天皇賞制覇はならなかった。 道中は中団馬群のやや後ろに位置して、脚をためる競馬。手応え十分に直線を迎えた。外に進路を見つけるのが難しいとみるや、初コンビの坂井は勢い良く内へ誘導。そこからの鋭い伸び脚は目を引いたものの、逃げたホウオウビスケッツにクビ差及ばず４着に終わった。 坂井は「調教よりも返し馬の雰囲気は良かったですが、ゲートで出られそうなタイミングがなく、ポジションが後ろになってしまいました。道中は感じよく行けて、一発勝負に行ったんですけど、結果的には下げて外へ出していたほうがもう少し際どかったかもしれません」。なお、坂井は最後の直線で内に斜行（被害馬はステラヴェローチェとノースブリッジ）したことにより過怠金５万円の制裁を科されている。
東スポ競馬編集部
