ピアニストの反田恭平さん 奈良の文化振興に協力へ
2021年にポーランドで開かれたショパン国際ピアノコンクールで2位に輝いた反田恭平さんが、奈良県の文化振興に協力します。 2027年度にリニューアルオープンを目指す奈良県文化会館を積極的に活用するため、県は、奈良市を拠点に活動するJNO=「ジャパン・ナショナル・オーケストラ」と覚書を締結しました。 県が「多彩な舞台芸術の殿堂」と位置づける文化会館は、耐震工事やホールの新設などのために休館中で、リニューアルオープンに向け、JNOの社長でピアニストの反田恭平さんが、運営の助言をするということです。 JNOの川島昭彦会長は「奈良の町を、音楽を中心に、文化的に育成していくことを目標にしていく」と話しました。 山下真知事は「文化会館のコンサートに旅行客が訪れるようになれば、奈良に宿泊してくれる人が増えるのでないか」と期待しています。