2月29日WEC開幕、トヨタ、プジョー、フェラーリ、ポルシェに加え、BMW、ランボルギーニ、アルピーヌも参戦、空前の大激戦【2024 WEC プレビュー】
開幕戦はカタール・ドーハの砂漠の中のサーキットで行われる
2024年2月29日(現地時間)、世界耐久選手権(WEC)2024年シーズンがカタールで幕を開ける。トップカテゴリーのハイパーカークラスには、トヨタ、プジョー、フェラーリ、ポルシェ、キャデラックに加え、新たにBMW、ランボルギーニ、アルピーヌ、イソッタ・フラスキーニが参入。開幕戦には実に9メイクス19台のプロトタイプカーがエントリー、世界の名だたるメイクスが威信を賭けて戦う壮大なレースが始まる。なお、開幕戦の決勝レースは3月2日土曜日に行われる。 【写真はこちら】年々ハイパーカーによる争いは激化しており、今季は予断を許さない戦いが繰り広げられそうだ(全8枚) WECの2024年シーズンは、カタール・ドーハのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われる「カタール1812km」で幕を開ける。カタールでWECのレースが開催されるのは初めて。このレースは1812kmという距離で争われるが、それはカタールの建国記念日(12月18日)にちなんで定められたもので、レースは10時間以内に制限される。 ロサイル・インターナショナル・サーキットは、カタールの首都ドーハから北へ約35km、砂漠の中に位置するレーシングコース。1周5.419kmのコースを時計回りに16のコーナー(左コーナー6、右コーナー10)が配置され、メインストレートは1068mと長く、その後のターン1が最大のオーバーテイクポイントとなる。 全体的には中高速コーナーが多く、タイヤに厳しいサーキットと言える。また、16コーナーのうち11が右コーナーであることから、とくに左フロントにストレスが加わる。 決勝レースは土曜日11時にスタートするが、この時期のカタールの気温は高く、海が近く風があることから砂が吹き込みやすく、路面はほこりっぽく、グリップは低いこともポイントとなりそうだ。 ■2024年WEC開幕戦カタール1812km タイムスケジュール フリー走行1回目:2月29日木曜日12時20分~(日本時間18時30分~) フリー走行2回目:2月29日木曜日17時30分~19時(日本時間23時30分~) フリー走行3回目:3月1日金曜日11時~(日本時間17時~) 予選:3月1日金曜日16時~(日本時間22時~) 決勝:3月2日土曜日11時~(日本時間17時~
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