【感染症】溶連菌は減少するも16週連続で警報レベル マダニが媒介する感染症はことし2人目を確認 福岡
FBS福岡放送
感染症についてのニュースです。福岡県ではいわゆる溶連菌が16週連続で警報レベルとなっています。一方、マダニが媒介する感染症が新たに1人報告されました。ことし県内で2例目です。
福岡県によりますと、5月5日までの1週間の定点把握で、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、いわゆる溶連菌の感染者数は1医療機関あたり4.62人でした。 前の週より減少しているものの依然として警報レベルで、これで16週連続です。 福岡県は、保育園など接触の多い集団の場で感染が広がりやすいとして、手洗いやうがいなど基本的な感染対策をとるよう呼びかけています。
一方、マダニによる感染症SFTS、重症熱性血小板減少症候群の新たな感染が報告されました。ことしに入り2例目です。 感染したのは北九州市八幡西区の80歳の男性で、発熱が続いたため入院したところ、マダニに噛まれたあとがあったということです。SFTSは発熱や腹痛を引き起こし、重症化すると死に至ることもあります。 気温が高くなるこれから活動が活発になるため、県は草むらや藪の中に入る時は長袖長ズボンなどで肌を露出しないよう対策を呼び掛けています。
【関連記事】
- 【核のごみ最終処分場】玄海町長は文献調査の受け入れの判断を10日に表明へ 反対する九州7県の議員は要望書を提出 佐賀
- 【防犯カメラ】逆走する「モペット」をパトカーが追跡 男を逮捕 ペダル付き原付バイクは免許・ナンバープレート・自賠責保険が必要 福岡
- 【詐欺】心理学の専門家が語る被害に遭いやすい人の特徴は 県内で2か月で10億円超の被害 警察・区役所・金融機関・コンビニが緊急会議 福岡
- サイレンと赤色灯で「覆面パトカー」装い赤信号でタクシーに衝突 4人ケガ 会社員2人が危険運転致傷の疑い 福岡市・天神
- 【核のごみ最終処分場】玄海町はなぜ「好ましくない」? 経産省「沖合も含めれば適地が見つかる可能性」文献調査の受け入れ判断は5月中に 佐賀