【安田記念】馬場悪化なら差し追込み勢が力を発揮 東大HCの本命はセリフォス
ライバル引退で絶好のチャンス
◎セリフォス 一昨年のマイルCS以降勝ち星から遠ざかっているが、3歳時の安田記念で0秒1差4着、昨年の安田記念で2着と好走している。前走はソウルラッシュに敗れて直接対決では3連敗となったが、斤量+1kgの不利があり、対戦成績は4勝3敗と未だ勝ち越している。特に東京芝1600mでは3戦いずれも同馬に先着しており、この舞台への適性は上回っている。鞍上もこのレース過去10年で3勝の川田将雅騎手と盤石。ソングライン、シュネルマイスターが引退した今、東京のマイル王にふさわしいのはこの馬だ。 ◯ロマンチックウォリアー 香港の現役最強中距離馬。マイルGⅠの経験は一度のみで2着に敗れているが、そのときの勝ち馬はゴールデンシックスティ、マイルの香港最強馬だ。マイル適性に文句がつくものではない。唯一の不安材料は先行タイプであることだが、ねじ伏せるだけの能力は持ち合わせており、日本勢を圧倒する可能性さえあるだろう。 ▲ソウルラッシュ 前走マイラーズCを上がり最速で快勝。渋った馬場でのレースは全く問題ない。しかし同レースはセリフォスと斤量差があった点、安田記念では一昨年13着、昨年9着と適性面で不安が残る点などを考慮し、▲評価とした。 以下ガイアフォース、レッドモンレーヴ、エアロロノアまで印を回す。馬券は◎軸、◯以下相手の3連複10点で勝負する。 ▽安田記念予想▽ ◎セリフォス ◯ロマンチックウォリアー ▲ソウルラッシュ △ガイアフォース ×レッドモンレーヴ ☆エアロロノア 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
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