小学生「エッチなポスターどこにあるの?」地獄の大炎上都知事選に都民1400万人唖然…「この宣伝で300万円は安い」という本音
掲示板にかわいい動物たちが生息
その代表は逮捕勾留中だが刑が確定していないので今回の都知事選にも立候補している。古くは田中角栄が「獄中立候補」で当選したがこれも自由。言論の自由が制限された時代の反省によるものである。 その勾留中の代表はこう語っている。「(ユーチューブなど)動画再生数がすごい。落選運動をビジネスにしたい」と。配信界隈のマネタイズに自由選挙が使われる。自由かつ、国民の税金で準備、運営される選挙が故に選挙ポスター掲示板もまたフリーライドされている。都内約1万4000ヶ所の掲示板、このままでは掲示板を使った選挙制度そのものの存続すら問われかねない。 東京郊外の市部ターミナル駅、ペデストリアンデッキ上の東京都知事選ポスター掲示板は親子連れや近くの女子校の生徒など多くが足を止めていた。 「なにこれかわいい」 掲示板にビスケット「たべっ子どうぶつ」のパッケージに描かれているようなかわいい動物たちが生息している。女子高生は写メを撮っていた。小さな子どもも親御さんと動物の当てっこをして楽しんでいた。
「だってみんな選挙に行かないだろう」
見る角度によってはどうぶつさんしかいないので、まるで幼稚園の送迎バスのラッピングのようだ。癒やしがあっていいという人もあるが、多摩地域の市議会関係者は批判的だ。 「関心は集めるでしょうが、その関心はかわいいイラストであって候補者でも都政でもない。これで選挙に関心を集めるとか言い訳としか思えない、そもそも選挙掲示板ですよ。目的外利用です。今後は規制するしかないでしょう」 前回の2020年都知事選の投票率は55%、都民の半分近くが選挙に行っていない。その前々回、舛添要一都知事誕生の2014年都知事選の投票率に至っては46.14%だった。「だってみんな選挙に行かないだろう」と言われても仕方のない現実がある。 自民党の茂木幹事長は6月25日、「公職選挙法の見直しも含めて対応を検討」と法改正の認識を示した。誰もしないだろうと思っていたことをされてしまう、普通はしないはずのモラルが逆手にとられる。そして当たり前の自由はこうして失われる。 この国の首都の長を決める都知事選ポスター掲示板、候補者でもない人々や赤ちゃんの顔、ほぼ裸の女性、風俗営業の宣伝、かわいいどうぶつのイラストが並び、ときに警告で撤去され、ときに一部の不届き者によって破られたり、マジックで落書きされたりもしている。候補者にも爆破予告や殺害予告、硫酸による危害予告が繰り返され、連日新たな「脅迫」が報じられている。
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